戸越銀座在住の落語家、桂宮治さんが真打昇進。29年ぶりの抜擢真打。

先日戸越銀座商店街に「真打ち登場」という変わった名前の高級食パンのお店がオープンしました。

真打ちというのは、一番最後に出てくる、最高の力量を持った人や物を言いますが、もともとは落語家や講談師の最高位の身分のことです。

昨年の3月コロナが大騒ぎになり、はやロックダウンかなどと言われてた頃ひとつのニュースがありました。

「桂宮治、2021年2月真打昇進」

戸越銀座在住の落語家桂宮治さんが、落語芸術協会の落語家としては29年ぶりの抜擢真打になるということでした。

抜擢真打というのは芸歴のより長い人を追い越す形で真打に昇進することで、29年前の抜擢真打は現在笑点の司会を務め落語芸術協会の会長でもある春風亭昇太師匠。

これを聞くだけでもどれだけすごいことなのか想像ができるかと思います。

戸越銀座商店街の寿司屋さん「勢家」さんに貼ってある昇進披露興行のポスター。

学校寄席として近辺の小学校などで落語をされることも多く、またスクエア荏原で毎年行われるもみじ寄せにも高頻度で出演されているので実は宮治さんの落語を見たことがあるという方は多いのかもしれません。

爆発力とユーモアたっぷりの宮治さんの落語で笑えばコロナ禍のストレスも吹っ飛ぶこと間違いなしです。

まだ聞いたことがない方は是非。超オススメです。

2019年9月にスクエア荏原で行われた詐欺撲滅セミナーでの桂宮治さん。

昨年7月にきゅりあんで行われた地元での真打披露興行の様子についてはこちらで紹介しています。