戸越銀座商店街「街並み絵巻」が再展示。

お惣菜やさん「グランマ」定休日の秘密。

戸越銀座商店街の西の端に位置するグランマさん。

お惣菜やお弁当を販売するお店にはお昼どきや夕方になると次から次にお客様が訪れます。

グランマさんの定休日である日曜日にもなぜかお店はオープン。

日曜日はお惣菜やさんではなく「日曜日のグランマ」として、水彩画を呼び水としたコミュニケーションスポットのような場所になっています。

この日曜日のグランマを運営するのはコミュケーションアーティストの笠尾敦司さん。

グランマさんの店内には戸越銀座商店街を長い一枚の絵にしたものが飾られていますが、これは笠尾さんが手がけたものです。

「戸越銀座に来るお客様や近隣の方に食べ歩きやお買い物というだけでなく、商店街の絵を描いたり思い出を書いたり話したりもして、その体験全体が戸越銀座の思い出になってほしい」

そういう思いで活動されています。

戸越銀座商店街をまるっとそのまま絵巻に。

その活動のひとつとして、笠尾さんが代表を務めるNPO法人クリエイティブスマイルの主催で「絵巻」にした戸越銀座商店街を展示するイベントが、7月3日から15日まで商店街中程の「フォトカノン」で開催されています。

もともとは4月10日から22日の予定となっていましたが、緊急事態宣言を受けほとんど開催できなかったためフォトカノンさんのご協力のもと再開催となりました。

展示物は笠尾さん他絵巻プロジェクトに参加されている方々によって作成されたものです。

東京で一番長いといわれる戸越銀座商店街をCGによりひとつの絵巻につなげてみるとこんなに長いのかと改めて思い知らされます。

絵巻の展示方法もユニークなので、いつもよく行くあのお店がどこになるのか探しつつ展示をご覧になってはいかがでしょうか。

絵巻の展示とともに戸越銀座や商店街のお店についての思い出も募集されています。

ここに寄せられた思い出は、描かれつつある「水彩画で描く戸越銀座街並み絵巻」のそれぞれのお店のところに書きこまれていき、皆さんそれぞれの思い出がひとつとなった「思い出絵巻」となるようです。

思い出を登録用紙に記載すると商店街の一部を切り取った缶バッジがもらえます(数に限りがあります)。

その他、戸越銀座近辺の街角を描いたポストカードの販売もされています。

また、日曜日のグランマでは商店街の紹介ツアーと水彩体験、月一回のデザートファースト水彩教室などを実施されています。

これらの活動については日曜日のグランマのTwitterやクリエイティブスマイルのウェブサイトなどで情報発信されています。

ご興味のある方は是非チェックしてみて下さい。