戸越銀座全店アンケートを実施してみて感じたこと。情報共有について。

戸越銀座エリアマネジメントによる戸越銀座全店アンケートの実施

戸越銀座エリアマネジメント「よりみちとごしプロジェクト」の実現の基礎として、活動の第一弾として戸越銀座にあるできる限り多くのお店に対してアンケートを実施することになり、多くのお店に実際に足を運びました。

内容は、よりみちとごしとして今後どのような活動をしていき、それについて個々のお店でやれること、やっていること、やりたいこと、やってほしいこと、あるいはやってほしくないこと、その他困りごと、言いたいことについてのヒアリングです。

戸越銀座はとにかく大きな商店街、お店の数は300近く、業種も多岐にわたります。

店主の方の考え方やご対応はさまざまで、結構大変でしたが楽しみながらできた部分もありました。

 

多くの人が行き交う戸越銀座。

 

まず実感したのは商店街のお客様の多さです。

特に中央エリアの人の多さです。

長きにわたる景気の低迷や生活スタイルの変化などからどこの商店街もかつての賑わいはないと言われます。

それでもやはり戸越銀座の持つ底力なのか魅力なのか、お店にはお客様が多く、店主さん店員さんに話しかけるタイミングを選ぶことが多々ありました。

そのため、今はここはパスして先に向こうに行って、またこっちへ戻ってなど、一回行くだけでも同じ所を何往復もすることになりました。

地域や商店街にとってはとても喜ばしいことですが、廻るにあたっては大変でした。

あまり認識されていなかったエリアマネジメントの活動。

次に感じたのは思いの他、よりみちとごしやエリアマネジメント、組合の活動等の情報が個々のお店に浸透・共有されていなかったということです。

昨今の時勢でしょうか怪しいアンケートや勧誘のようなものがお店にやってくることがあるようで、多くの店主の方から警戒されてしまうというありさまでした。

ただ、一通りご説明したり、あるいは商店組合の理事の方のお店に一緒に行き怪しくないことを確認された後は比較的親切にご対応、ご協力いただけたのではないかと思います。

いくつかのお店からは、今回のアンケートのように感じていることや気がついたこと、意見ややりたいことなどをお店側から伝える手段がほしいという声もいただきました。

よりみちとごしとして戸越銀座エリア全体を盛り上げていくには、地域の方や個々のお店のご協力は欠かせません。

先に挙げたようにお店を実際に廻るのはとても大変でしたし、また後に挙げたように現状の情報の共有には不十分なところがあります。

今回のアンケートを通じ、電子化などより簡単で時間や労力がかからない方法で、今まで以上に地域やお店、商店街が情報を双方向で共有していく仕組みの構築が必要と強く感じました。